サングラスを毎日かけるべき理由!

  
ルックスオティカジャパンが2019年3月に行った「日本でのサングラス使用に関するリサーチ」によると、目の紫外線対策の認知浸透率は非常に低く、日本の一般的な生活習慣にサングラスは馴染まないと考えられていることがわかりました。
サングラスは一般的に「クールなアクセサリー」として認知されているものの、西洋人が身に着けるもので、日本で社会文化的バリアにより、自分の為のものではないという思い込みがあるようです。その理由としては、目立つことや偉そうに見られてしまうことへの恐怖心とともに、目を隠すことは不作法と捉えられることなどがあります。興味深いのは、多くの人がサングラスを日常的にかけられるようになりたいと考えていることです。つまり、サングラスを日常使いしたいと多くの人が思っている一方で、そのためにはサングラスを掛けるための「理由」が必要のようです。

その理由はたくさんありますが、まず挙げられるのは、日焼け止めを使うのと同じ理由です。紫外線(UV)が健康に有害であることはよく知られていますが、肌同様に視力にとっても有害であり、目も太陽によって日焼けをすることは多くの人が忘れがちです。瞼は目を守るように設計されていますが、その皮膚はとても薄く、繊細な組織はUVによってダメージを受けることもあります。

冬が近づくにつれ、徐々日差しが弱くなるなか、冬の太陽はダメージがないと感じている人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。UVの放射量は夏の3分の1程度ではあるものの、UVダメージは一年中起こるのです。さらに、UVの80%は雪や凍った地面に反射します。つまり、肌や目は空から降り注ぐUV光線だけでなく、地面からの反射するUVにもさらされているのです。

そして、曇りの日には日焼け止めもサングラスも必要ないと考えている人もいますが、目は毎日紫外線に対して無防備にさらされています。アメリカの皮膚がん財団(スキンキャンサーファンデーション」によると、太陽から発されるUVの80%は雲を通過するとも言われています
 

<毎日サングラスを掛けるべき3つの理由>

  •  紫外線対策

冬でも晴れた日は肌に日焼け止めを塗っているのに、目に注意を払っている人はあまりいません。紫外線によるダメージは取り返しがつかないことも多く、最も繊細な部分とされる目の周りの皮膚はダメージを受けやすい箇所です。皮膚への紫外線の影響については日本でも多くの人に認知されていますが、肌は再生しますが、目の角膜は再生できないことや、白内障、瞼の皮膚がん、翼状片、加齢黄斑変性などの原因となることはあまり知られていません。オーストラリアなどの紫外線対策先進国では、1980年代から子供を対象にした啓蒙プログラムを取り入れており、近年ではその対象は成人にも拡大されています。他のアジア太平洋地域諸国でも、紫外線のリスクと、対策の重要性は認知されていています。

  •  快適性美容効果

直射日光や眩しさは不快感につながり、無意識に目を細めたりすることにつながります。これは、眩しい日光から目を守ろうとする人体の自然な反射的動作ですが、目を細めれば細めるほどシワの原因となります。サングラスを身に着けることは、眩しい光を避け、目を細める動作を減らすことになるだけでなく、明るい太陽の下での疲労感軽減にもつながります。

  • ファッション

サングラスは目を守ることができるだけでなく、コーディネートを完成させ、自分を表現できるファッションアイテムです。幅広いシルエット、多様なレンズの色や濃度の展開、豊富なバリエーションから、カジュアルからスポーティ、そして通勤など、どんなシーンにも適したスタイルが見つかります。誤ったUV表記に注意が必要で、どんなブランドやスタイルでも、必ずUV400と表示のあるUV99.9%カットのレンズを選ぶことが必要です。さらに、偏光レンズであれば、ギラつきの原因となる乱反射をカットする効果があります。


適度に紫外線を浴びることは、体内でビタミンDが生成されたり、屋外活動で心身をリフレッシュしたりと健康を維持するためには必要なことです。しかし、紫外線により肌や目はダメージを受けます。毎日蓄積していく紫外線からのダメージを、サングラスを使うことで防ぐことが大切です。サングラスは日常に欠かせないアイテムです。スタイリングに取り入れるのはもちろん、メイクをしていない寝起きのままの休日、ワンマイルの外出にも役立ちます。その時のスタイルに合ったアイウェアを身に着ければ日差しはあなたの味方になります。デイリーに目をケアして、生まれ持った美しい自分をキープしましょう。

ルックスオティカ・グループ
ルックスオティカは、業界のリーディングカンパニーとして、ファッションアイウェア、ラグジュアリーアイウェア、スポーツアイウェアのデザイン、製造から販売までを手掛けています。レイバン、オークリー、ペルソール、オリバーピープルズ、アランミクリなどのハウスブランドに加え、ジョルジオ・アルマーニ、バーバリー、ブルガリ、シャネル、コーチ、ドルチェ&ガッバーナ、マイケル・コース、プラダ、ティファニー、ヴァレンティノなどのライセンスブランドを展開しています。北米のレンズクラフターやパールビジョン、アジア太平洋地域のOPSM、レンズクラフター、スペクタクル・ハット、ラテンアメリカのGMOやオティカス・キャロル、イタリアのサルモイラーギ&ヴィガノ、世界各地のサングラスハットなど、約9,100店舗を上回るリテール店舗を有する流通ネットワークは世界150ヶ国以上を網羅しています。ルックスオティカ・グループの詳細については、公式サイト(http://www.luxottica.com/)をご確認ください。