ビヨンセの歌詞や名言でわかるカッコイイ人生論
代表曲が軒並みヒットする世界の歌姫「ビヨンセ」デスティニーズチャイルドのメンバーとしてデビューした時から、厳しいショービズ界で生き残る強い女性として君臨しています。突然のニューアルバムリリースにも関らず、最高セールスを記録できたビヨンセの魅力と女性としてのかっこよさがわかる名言の数々をご紹介します♪
◆世界を虜にし続ける歌姫「ビヨンセ」
米国で2013年にインターネットの検索件数が最も多かった人物は米歌手のビヨンセ
1998年にデスティニーチャイルドのメンバーとしてデビューして以来、そのパワフルな歌声とダンスで世界中を魅了してきたビヨンセ。デビューから16年近くたった今でも人気は衰えません
▷その人気はプロモーションいらず
12月13日にニュー・アルバム『Beyonce』を緊急リリースしたビヨンセが、iTunesにおける最高セールス記録を塗り替えたことが明らかになった。
出典ビヨンセ、iTunesの最高セールス記録を更新 | 音楽ニュース | MTV JAPAN
このことは音楽業界のみならず、世界中で話題となった。その理由は、iTunesにおける記録を更新したことともう一つ、発売前にマス広告によるプロモーションを一切しなかったからである。
なんとたった3日間でダウンロード数80万件、104か国で売り上げ第1位。しかも緊急リリースだったために、事前の予告活動は一切なし。
プロモーションをしない、ということがプロモーションになるのは、もちろん世界中にファンがいるビヨンセだからこそ。
◆ビヨンセを輝かせるもの:「音楽」「想い」
「私には音楽が見えるの。音として聴こえるだけでなく、何かを感じるとき私にはすぐ自分の感情、幼少期の記憶、人生に対する思い、夢や幻想に結びついたビジュアルが見える。そしてそれがすべて音楽につながっている」
出典ビヨンセ、ニューアルバム電撃リリース。JAY Z、ティンバランド、ファレルら豪華ゲスト参加 | ファッショントレンドニュース|FASHION HEADLINE
世界の歌姫として輝くビヨンセの音楽的才能は周知の事実ですが、一般人が想像もつかないような煌めく世界が彼女には見えているのかもしれません
『人生に大切なのは、何回呼吸するかではなく、何度息をのむほどの瞬間に会えるかよ。』
※アーティストを目指すきっかけとなった故マイケル・ジャクソンへの追悼の言葉から。
何かが心の琴線に触れた瞬間のあの息を呑むような感情。それこそがビヨンセの生きる支えとなり、エナジーとなっている
ただ生きているだけの毎日に、ハッとする瞬間を吹き込んでもらえたときの感動への、感謝を込めた言葉は、彼女の人生論そのものでもあります。
一年、1ヵ月、一日、そして一時間。ただただ時間を無駄に過ごす人が多い中で、自分の心を揺さぶるようなものに出会えることはとても恵まれているのかもしれません。
◆「自分自身への挑戦」と自信
父親は音楽界の大プロデューサーで大金持ちだが、子供の頃からプロ志向が強く、小学生時代から自分でグループを作って地道に活動を続けてきて、二十歳そこそこの若さで成功した。
※父親が築き上げた地位が元からあったものの、ビヨンセは日々の努力を重ね、感性を磨き上げてきました
『あなたの価値というのはあなた自身で決まるものなの。あなたがどういう人なのか言ってくる他人の意見を鵜呑みにする必要なんてないのよ』
ビヨンセのこういう力強くも優しい言葉に救われる人も多いはず
『ひとつの場所にとどまるのは、仕事をしてないのと同じ。人間としての成長もないし、時間の無駄だわ。私は常に、それまでとは違った何かをやりたいと思ってる。自分自身に挑戦していたいの』
※常に挑戦し続けるビヨンセ。失敗することもあるけれどそれは常に前を向いてチャレンジしているから。人間としての成長は何かに思い切って飛び込んでみることから始まるのかもしれません
◆「強く生きる女性は美しい」一貫したビヨンセの音楽と歌詞
Independent Woman
デスティニーズチャイルドとしてデビューしたビヨンセですが、最初からその音楽や歌詞には女性の力強さが顕著に現れていました
『自立してる女性はみんな
私のほうに手を振りあげてちょうだい』
All the women who are independent
Throw your hands up at me
『いっぱい儲けてるママさん達も
手を挙げてちょうだい』
All the mommas who profit dollas
Throw your hands up at me
出典Independant Women 和訳 – 洋楽の歌詞を和訳します(曲も聴けます) – Yahoo!ブログ
▲強烈な歌詞とトラックが聴く人に力を与えてくれるindependent womanから。自分で稼いだお金で欲しいものを買うことのできる自立した女性の共感を呼びました
経済的に独立した女性ですが何か?っていう感じの内容です。強い女性の歌です。
出典Independent Women Part I / Destiny Child: おすすめ作品 映画 小説 洋楽
Survivor
2001年にリリースされたサバイバーもとてもパワフルな一曲。頑張って生きていく女の子達の応援歌的な曲として世界中の女の子が魅了されました
『私はサバイバー 決してあきらめない
立ち止まりはしない 一生懸命働くの
私はサバイバー やり遂げてみせる
私は生き抜く 闘い続けるわ・・・』
つらい記憶を乗り越えるよすがにしてほしいし、悲しい時もハッピーな時も共にあってほしい。私の歌が喜びをもたらすものであってほしいの。
出典MSN BEAT CULTURE インタビュー BEYONCE
▲ビヨンセはただ歌って踊るだけの空っぽの曲なんて興味はなく、自分が幼少期に影響を受けたミュージシャンと同じように、今度は自分の歌で世界中の人々を幸せにしたいと思っているんですね
RUN THE WORLD
「世界を支配してるのは女よ!」と
う女性の権利を高々と歌ったこの一曲は、あまりにも強すぎるメッセージの為に賛否両論となる話題の一作となりました
ガールズ、私たちがこの地球を走らせるのよ』
『世界を走らせるのは誰?ガールズ
この地球を走らせるのは誰?ガールズ
世界を走らせるのは誰?ガールズ』
出典歌詞の和訳・日本語訳 Beyonce – Run The World (Girls)
歌詞だけ見るとかなり過激な内容で、男性を卑下しているとも捉えられそうな曲ですが、ビヨンセの中では「男女平等」を至極普通に訴えているのかも
◆バンドメンバーは全員女性!
バンドはガールズ・バンドで女性のみ。ドラム3セットのド派手な構成。
ビヨンセ25歳の誕生日に発売される、セカンドアルバムに参加するバンドメンバーを女性限定オーディションで募集していたのです
様々な楽器を持ってパフォーマンスする女性バンド。ちなみにキーボードは辻利恵さんという日本人の方!
「力強い、才能のある、ハングリーで美しい女性を集めて、オール・ガール・バンドを結成したかったの」
▲才能のある女性を世界中から見つけ出して活躍の場を見出してくれるビヨンセ。本当にカッコイイ!
◆流産を乗り越え音楽に向き合う
第1子となるブルー・アイヴィーちゃんを出産した歌手ビヨンセだが、過去には流産を経験していたという
実は過去に赤ちゃんを流産していたビヨンセ。女性にとってこれほど辛い経験はありません。
「心音も聞こえた。人生で耳にした中で最も美しい音楽だったわ。でもそれから検査を受けにNYに飛んで帰ると、心音はもう聞こえなくなっていたの。」
▼赤ちゃんの心音が音楽のようだなんてとても美しい表現ですし、それほど幸せだった心境がとてもよくわかります
「流産はこれまでの人生で一番悲しい出来事だった。スタジオにこもって、これまで作曲してきた中で一番悲しい歌を書いたわ。わたしにとって、それが最善のセラピーだった」
音楽で人々を喜ばせているビヨンセですが、実は自分の音楽によってビヨンセ自身も癒されているんですね
▷母としての子供との向き合い
「子育ては私に生きる目的と、誇りを与えてくれるの。」
出典www.tvgroove.com
最初の恋人にして夫となったJay-Zとの愛娘ブルーアイヴィーちゃんを抱くビヨンセはとても美しく、そして幸せそう
自分の子供には、説明して教えるのではなくて、自分の行動で例を示すことが一番良いと思うの。それが、今私がここにいる理由のひとつよ
力強く生きるビヨンセの背中を見て育つアイヴィーちゃんは、自信や誇り、生きるとはなんなのかを少しずつ学んでいけるんでしょうね