【世界で最も貧乏な大統領】月給13万円の大統領『ホセ・ムヒカ』の半生が映画化!

  

『清貧』という言葉をご存知ですか?
『清貧』・・・・私欲をすてて行いが正しいために、貧しく生活が質素であること。
出典広辞苑

それを地でいく人物がいる。しかもおよそ人口340万人の一国の大統領であるのだから一体どういう人物なのか。

給料の9割を慈善団体に寄付し、月給およそ13万円の「世界一貧乏な大統領」ムヒカ大統領の人生が、巨匠クストリッツァ監督による映画化することが決定しました。


出典youtube

高い支持率のまま、先日惜しまれつつも退任したムヒカ大統領。これは彼と彼の愛ある行動を忘れないためにも、見逃すことができない映画になりそう。

そんな壮絶な人生を経た彼だからこそ、胸を打つ名言をまとめてみました。

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過去を忘れないことは大事です。
しかし明日に目を向けることも必要です。

思い出だけで生きることはできません。
過去に目を向けることも、過去への敬意を失うことも大事なんです。

 

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教育を受けた人には人生で最善の選択肢が与えられます。
そして彼らは功名なうそつきや腐敗に騙されにくいのです。

権力によって人々を動かすことはできません。
権力は単にそれを使う人の本当の姿をさらすだけです。

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『世界一貧しい大統領』と呼ばれている。でも、自分では貧乏とは思っていない。本当に「貧しい人」は、ぜい沢な暮らしを保つためだけに、働く人だ。

 

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私はとるに足らない人間です。
ただ、良識のある農民なのです。

 

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文化と知識。
それだけがよい社会を作ることができるものです。

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一番困難な時にこそ、敬意を持って生きなければいけません。

マリファナの合法化について

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依存していいのは愛だけです。
他のことは忘れてしまいなさい。

 

 

お金があまりに好きな人たちには、政治の世界から出て行ってもらう必要があるのです。彼らは政治の世界では危険です。お金が大好きな人は、ビジネスや商売のために身を捧げ、富を増やそうとするものです。しかし政治とは、すべての人の幸福を求める闘いなのです
出典”世界一貧しい大統領”は言う「金持ちは政治家になってはいけない」

2012年のリオ会議でのスピーチの一部
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「私たちは、代表民主制と呼ばれるものを発明しました。これは、多数派の人が決定権を持つ世界だと私たちは言います」
「ならば、私たち(各国の指導者たち)は、少数派ではなく多数派のような暮らしをすべきだと私には思えるのです

ほんの僅かの富裕層が政治家になるべきではないという主張。彼は、お金持ちではない多数派の人々を代表するという仕事を、裕福な人々がうまくできるとは考えていません。
出典”世界一貧しい大統領”は言う「金持ちは政治家になってはいけない」

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出典performancedrive.com.au
可愛らしい愛車。あるアラブの族長が100万ドルでこの車を買いたいと言ったが、「友人にもらった大切なものだから」と断ったそうだ。
また、最近はとある男性がヒッチハイクをしていたら、大統領がこの車で拾ってくれ、ヒッチハイクをしなければならない彼を心配しまくったという報道も話題になった。

また献金問題で揺れる日本に、いつか一人でもこのようなシンプルな考えに気づいてくれる政治家が現れてくれることを願うのみです。

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